キングジム集音器 AM10 の評判とメリット・デメリットを解説
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集音器にはいろいろな種類があるけれども、どれも使いこなせない。聞こえを改善したいけれど、価格面や操作性で使用する一歩が踏み出せない人は多くいます。
「親に集音器を使ってもらおうと購入したけれど、どうしても使いこなせなかった」そんな人にオススメするのが、キングジム集音器AM10です。
この記事では、キングジム集音器AM10のメリット、デメリットをご紹介しながら特徴や価格を解説します。
キングジム集音器 AM10の評判、メリット・デメリット
実際に購入して使われた方の口コミから、キングジム集音器AM10のメリットやデメリットを解説します。
メリット
- 「お手頃価格なので気軽に試せる」
- 「ワイヤレスではないので、音の遅延がほとんどない」
- 「操作が簡単なので、使いやすい」
- 「左右の耳から音が聞こえるのが良い」
- 「乾電池式なので充電しなくても良い」
通販サイトの口コミ情報で最も多いのは、価格の安さです。集音器本来の使い方とは違うけれど、音を増幅させたい場面で使用したいから購入した人。少し聞こえに自信がなくなってきたから、重要な会議の時だけ使用する人。
集音器は必要ではないけれど、使ってみたら快適だったので「防災バッグに入れて貸し出し用に活用できる」という意見もありました。助けてほしい場面で手軽に使える価格帯というのが最大のメリットです。
高齢者に優しい操作性
操作が楽で、高齢の親が使えたという意見も多くありました。今まで集音器や補聴器を用意しても、親が自分で操作できなくて使えなかったけれど、キングジム集音器AM10なら使えたという口コミが複数寄せられています。
耳かけ型やイヤホン型、耳穴型の場合、音量の調節は耳元のイヤホン部分をタッチする商品が多いため高齢者には操作が難しいのです。
キングジム集音器AM10は、自分の目で確認できる本体部分でダイヤルを使って音量調節をするため、細かい動作が不自由になった高齢の親でも使いやすい商品です。
しかもマイク部分はイヤホンと一体なので、雑音が入らず「耳穴式や骨伝導タイプなど複数使用しているが、これが一番良い」という意見もありました。
デメリット
- 「耳の部分がもう少し小型だったら、文句なし」
- 「本体が思ったより大きい」
- 「音が自分には合わない」
- 「ボリュームの調整が難しい」
- 「イヤホンのフィット感が悪い」
- 「電池の消耗が早い」
デメリットに上げられた意見で最も多かったのは、音質に対する不満でした。
- 「集音はするけれど、音がチープで耐えられない」
- 「聞こえるけれど、なんとも言えない」
- 「慣れていないせいか、2時間が限界だった」
音の品質に対しては、否定的な意見を述べていない人でも「お値段に対して音質には不満がない」という意見でした。「雑音やピーピー音がして使えなかった」という意見がある一方、「とにかく価格が魅力で、ピーピー音も小さく使い勝手が良い」という意見もあります。
安いからガマンできる音質
また、音に対する不満では音のボリューム調整が難しいという意見も。騒がしい場所やテレビの音がしていたら、音の増幅で自分が聞きたい音の調整が難しかったそうです。
高価格帯の集音器のように、話しかけられた人の声だけをクリアに増幅させる機能はついていません。「よく聞こえた」という口コミも、「価格に対する聞こえは満足」という意味です。
「プラスチックのおもちゃのような外観で心配したが、集音はしてくれた。集音してくれたが、ハウリング音や自分の声の一部の音が強調されてつらい」この意見に象徴されるように、集音器としてメインに使う場合には注意が必要です。
キングジム集音器 AM10の特徴など
ここからは、キングジム集音器AM10の主な特徴を4つ、具体的にご紹介します。
ポケット型集音器なので見た目が良い
イヤホンにコードが付いているポケット型のため、ワイヤレスイヤホンほどのスタイリッシュさはありません。しかし、イヤホンと本体がコードでつながっていることでイヤホンを紛失するリスクは避けられます。
コードも本体に収納できるので、持ち運びもコンパクト。収納ポーチも一緒につけられています。ストラップ取り付け穴が設置してあるので、市販のストラップを購入して取り付けることもできます。
ポケット型なので、初めて集音器を使う人に抵抗感を感じさせない見た目の商品です。
左右の耳から音をキャッチできる
イヤホン部分に内蔵されたマイクを使って、音を集めます。左右の耳元で集音するため、音が立体的になり自然な聞こえを再現してくれます。
周波数特性が500Hz〜4000Hzのため、中高音域の聞こえにくさに対応しています。
イヤーピースは4サイズ(XS・S・M・L)。ご自分の耳に合わせたサイズを選べます。
操作性に優れている
スイッチや音量調節が本体部分にあるため、目で見て確認しながら操作ができます。耳元で操作する集音器がどうしても扱えなかった人でも、大きなダイヤルで音量を調整できるM10なら扱えるでしょう。
本体の大きさも、67mm四方と胸ポケットに入る大きさ。重さも約39gと軽量のため、本体裏側に付けられたクリップを使って服に留めることもできます。イヤホンと本体を結ぶコードも、全長107cmと余裕も持って体を動かせます。
乾電池式なので扱いやすい
乾電池式のため、メンテナンスを楽に行えます。高齢の使用者ほど、「充電しなくて良いので助かる」という声が寄せられていました。
電池残量低下の表示もあるため、突然の電池切れも避けられます。単4形アルカリ乾電池1本で、約40時間使用できます。
キングジム集音器 AM10の購入方法・最安値は?
見た目がコンパクトで操作性に優れた、キングジム集音器AM10。初めて使ってみたい人や今まで操作ができず使いこなせなかった人に、オススメの集音器です。ここからは、実際に手にいれる方法や最安値をご紹介します。
購入方法
キングジム公式サイトによると、キングジム集音器AM10は現在販売を中止しています。そのため、ヨドバシカメラやビックカメラでも販売を停止していますが、在庫のある通販サイトもあります。
amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピング、ケーズデンキのオンラインサイトでは取扱いがありますので、気になる方はご確認ください。
価格比較・最安値は?
キングジム公式サイトでは、12,100円(税込)で販売されていました。商品そのものが製造されていないので、販売サイトも少なくなっています。
楽天市場では、2,980円(税込)?13,120円(税込)と店舗により価格に大きな差があります。Yahoo!ショッピングでも同様に、5,431円(税込)?11,547円(税込)と価格差があります。
最安値は、amazonの2,680円(税込)。製造が中止された商品のため、在庫がある限りとなります。
キングジム集音器 AM10のまとめ(メリットとデメリット)
会議中など重要な話題を聞き逃したくない人や最近少し聞こえに自信がなくなってきた人にオススメの集音器、キングジム集音器AM10。お手頃価格のため、手軽にお試しで使えるところがうれしい商品です。
一方音質を求める人には、評価が分かれるところ。メインの集音器として使用する人には、音質が満足できるか注意が必要です。
ポケット型の集音器で本体から操作でき、今までどんな集音器を渡しても使いこなせなかった親が「これなら使ってくれた」という声もあります。
キングジムでは製造販売を停止しているため、大手家電量販店でも販売を停止しています。在庫が残っている通販サイトでは取扱いがありますが、価格差が大きいのも特徴です。最安値のamazonを中心に商品リサーチを行ってみると良いでしょう。
ご自分の生活スタイルに合わせて、試してみてください。
>> キングジム 公式サイト