集音器の重量「重さ・軽さ」を比較/主要36モデルをチェック
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ここでは集音器のタイプごとに主要モデルの重さを比較してみました。難聴者にとって生活を共にする集音器は、メガネと同様、軽ければ軽いほどありがたいもの。集音器の重さは、音質などの機能、価格や品質などと同様、集音器を選ぶときの「要チェックポイント」です。
比較方法は、電池を含む本体重量を対象とし、メーカー公表を元に電池なしの場合は使用する電池重量を下記のように加算しました。
- 単4アルカリ = 11g 加算
- 充電式ニッケル電池 = 11g 加算
- ボタン電池 LR44 = 2g 加算
- 空気電池 PR41(312) = 0.58g 加算
ポケット型集音器の重さを比較
ポケット型/軽さベスト3(電池含む本体重量)
- フェミミ VMR-M750 30g
- イヤーソニックイン(骨伝導) 41g
- ヤザワ SLV02WH 41g
ポケットに入れるにしても気になるその重さ
耳掛けタイプや耳穴タイプのように機器の重量がそのまま耳にかかってくるわけではありませんが、ポケット型は、ストラップで首にかけるにしても、ポケットに入れるにしても、その重さが気になるものです。
特にポケットのない服を着るときは集音器をストラップでぶら下げたりバッグに入れることもある女性の難聴者は、できるだけ軽いものを選びたいのではないでしょうか。
ただし、ポケット型集音器の場合、「重さ=使用時間(電池の本数)の長さ」という見方もできます。
耳かけ型集音器の重さを比較
耳かけ型/軽さベスト5(電池含む本体重量)
- YタンゴGo 2.48g
- 楽ちんヒアリング 5g
- 旭電機化成 AKA-201 7g
- イヤーファイン Fit KHB-101 7.8g
- みみ太郎 SX-013 8g
集音器の重さが一番気になる耳掛けタイプ
最軽量はダントツでYタンゴGoの「2.48g」。数多くの補聴器や集音器を開発しているオランダ・エクサイレント社製で、集音マイクとスピーカーを耳穴部分に一体化して搭載、本体部分は電池のみという珍しい集音器です。
また、立体集音という特殊な技術で話し声がハッキリ聞き取れる「みみ太郎 SX-013」は、その機能性の高さから考えれば、かなり軽量化されている集音器だと思われます。
参考:みみ太郎 公式サイト
耳あな型集音器の重さを比較
耳あな型/軽さベスト4(電池含む本体重量)
- イオン 小型集音器 3.08g
- 福耳 彩音 4g
- おしゃれな耳穴集音器 4g
- 耳すっぽり集音器 AKA-202 5g
集音器の中で一番小さくて軽い耳あなタイプ
補聴器専用の電池としておなじみの空気電池を使うタイプが総じて軽く、充電池内蔵タイプは比較的重いということができると思います。