フォンテックの集音器(ヘッドホン型)メリット・デメリット
更新:
ヘッドホン型集音器フォンテックの選ばれる理由を口コミやメリット・デメリットとともに、当サイト独自の解説をお届けします。
もしかしてこの記事をご覧のあなたは、ヘッドフォンを付けて歩いている人を見ると、80年代のウォークマンを思い出す世代ではないでしょうか。
しかし決してそのようなイメージで作られた集音器ではありません。フォンテックは、数ある集音器の中でも、ちょっと珍しい開発経緯で作られた集音器なのです。
その珍しい経緯とは…「開発発案者自身が、難聴に悩んでいた人である」ということです。
◎…音量を上げなくても言葉をはっきりとクリアに届ける特許技術で難聴者のテレビ視聴をサポートするミライスピーカーの詳細は下記よりご覧ください。
⇒ ミライスピーカーのデメリットや評判
フォンテック集音器が選ばれる理由・メリット
フォンテックのメリットは、発案者自身が難聴であったため「難聴の人の望むこともよく理解した機能性・利便性を持っている」という点でしょう。
「音の方向性を聞き分けやすいようにしている」「ノイズや突然の大きな音などは自動的に軽減する」という工夫がなされ、さらに「本体を着脱するだけで自動的にオン・オフが切り替わる」「音量レベルの調節以外は何もしなくていい」など、非常に高い利便性も持っています。
色はグレー、ピンク、パープル、ネイビーの4色から選べます。電源は入手が容易な単4乾電池で、電池の持ちも300時間の長寿命、という点も魅力ですよ。
その他の良い口コミを要約
- 操作が簡単で音質がいい
- 左右で音量調整できるのがいい
フォンテック集音器のちょっと気になる点・デメリット
フォンテックのデメリットとして挙げられるのは、「ヘッドホンタイプなのでかさ張ってしまい、使わない時の持ち運びに少々困る」という点でしょう。
「外出時は常に集音器を使う」という人なら持ち運びには苦労しないかもしれませんが、ヘッドホンタイプをつけっ放しというのは、どうしても目立ちます。
「集音器とバレないよう、いかにもオーディオヘッドホンっぽい外見にしている」というわけでもないため、「あれは何だろう?」と逆に興味本位で見られてしまうケースもあると言えます。
大きいから紛失しにくい、イヤホンタイプと違って、耳穴が痛くなるリスクがない、という点などはいいのですが、大きく目立つゆえのデメリットもある、と理解しておきましょう。
その他の悪い口コミを要約
- 雑音がする。ノイズキャンセリングを搭載して欲しい
- ヘッドフォンと合わずハウリングがする
- 目立つので色が黒だったら…
今回、改めて口コミを調査して感じたのは、頭が小さい人にはヘッドフォンが大きすぎて、タオルやスポンジを挟んで調節しているというコメントが目立ちました。購入の際は、店舗で事前に装着してみた方がいいでしょう。
フォンテック集音器の無料貸し出し・価格など
無料貸し出し
フォンテックの取扱店は、全国に多数ありますので、お近くの店舗でお試しすることができます。無料貸し出しで自宅で試すことはできませんが、決して安くないものですから、お試しはしておくべきでしょう。取扱店については下記公式サイトまでお問い合わせください。
公式サイト:ルーセンテクノ(松栄電子工業)
参考:お試しできる集音器一覧
価格
- 66,000円(税込)
フォンテック集音器の諸元
- 基準周波数:1600Hz
- 最大出力音圧レベル:ピーク値 120db以下
- スピーカー:大口径ダイナミックスピーカー
- マイク:指向性コンテンサーマイク
- 使用電池:単4型アルカリ乾電池 2本
- 重量:約120g(電池含む)
- 寸法:幅約166o×高さ約184o×奥行約162o(突起物含まず)
- セット内容:本体 1 単4アルカリ乾電池 2 交換用イヤーパッド 2 補助バンド 1 取扱説明書兼保証書 1
- 電池寿命:約300時間
- 保証:1年
フォンテック集音器のポイントまとめ
- 難聴に悩む人が開発発案者だから機能や利便性には工夫が凝らされている!
- 大きなヘッドホンタイプで紛失の心配はないが、持ち運びの不便さや「目立つ」という面も
- 全国100以上の販売代理店でお試し可能!ただし販売代理店がない県も多い